独自ドメインの設定(DNSのレコード登録)は簡単?

独自ドメインを取得した場合、いろいろなサブドメインを作ったりと、様々な
活用法がありますが、「DNSのレコード登録(サブドメインを使えるようにすること)は難しい」という
言葉をよく聞きます。ほんとはすごく簡単な作業なのに、5千円や1万円の料金を支払って業者に代行
してもらう、という例も多々あります。

ここでは、一般的な利用で必要になることが多い、Aレコード・MXレコードについてお話したいと思い
ます。

この2つのレコードさえわかっていれば、DNSのレコード登録は難しくはありません。

まず始めに

独自ドメインを取得し、DNSレコードを自分で設定できるようにするためには、専用のサービスを
契約する必要があります。有名なのは、「お名前.com」です。
導入実績も多く、年間で500円程度の料金から使えるのでお勧めです。

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こちらのサービスを使えば、DNSの利用に必要な作業のほとんどサービス提供者側で行ってくれるので
利用者は簡単な設定だけですみます。利用者は、フォームに必要なDNSレコードの情報を入力するだけ
すみます。

お名前.comならレンタルサーバーを乗り換えたりする際も、面倒な「ドメイン管理移行」の手続きを
しないですむのも便利です。レコードの書き換えもすぐにできます。

Aレコード - ホームページ用のサブドメインを使えるようにする

ホームページを公開する際に登録するのはAレコードです。

いまはよく知られているかもしれませんが、インターネット上の住所をIPアドレスといいます。
IPアドレスは、「192.168.10.100」のように、1〜254までの数字が4つ「.」で区切られた形で表記されます。

Aレコードとは、簡単にいえば''「ホームページがあるサーバのIPアドレスは○○です」という情報を
表すDNSレコードです。

ホームページのURLを「www.example.jp」、このホームページが格納されたサーバのIPアドレスを、
「192.168.10.100」とします。

www.example.jp IN A 192.168.10.100

意味:www.example.jp のホームページが格納されたサーバのIPアドレスは、192.188.10.100です

この書式さえ理解できれば、後は、あなたのホームページのURLと、レンタルサーバーから確認した
サーバのIPアドレスをこれにうめこむだけです。

〔補足〕

レンタルサーバーによってはAレコードではなく、NSレコードを使うよう指示される場合も
あります。NSレコードとは、簡単に言うと、「このDNSレコードのことはこのDNSサーバに聞いて
ください」と指示を出すことです。

www.example.jp IN NS dns.hoscon.net

意味:www.example.jp のDNSレコードのことは dns.hoscon.netに聞いてください。

上の例であると、dns.hosocn.net に聞きに行くと、www.example.jp の Aレコードを答えてくれるわけです。
レンタルサーバーに「NSレコードを登録してください」と指示されたら、この内容を参考にしてください。

MXレコード - 利用のドメインでメールを受信できるようにする

MXレコードは、あなたのドメイン宛のメールを受け取るサーバはどこかを指し示すDNSレコードです。
MXレコードはAレコードに比べるとちょっとだけ複雑です。
まずはレコードのサンプルを見ていただきましょう。
あなたのドメインを「example.jp」とします。

example.jp IN MX 10 mail.example.com

意味:@example.jp宛のメールは、mail.example.comという名前のサーバに配送してください。

このように、MXレコードでは、AレコードでIPアドレスが入っていたところに、サーバの名前が
入ります。

ほとんどのレンタルサーバーでは、別にこのサーバ用のAレコードが設定されていますが、これは
レンタルサーバー会社の方で設定してくれているので、ユーザは気にする必要はありません。

それから、上のレコード例では数字の「10」が入っています。
これはプリファレンス値といって、MXレコードではかかせない要素です。

レンタルサーバー会社から特に指示がなければここは「10」をいれておけば問題はないでしょう。

このプリファレンス値は、以下のような例の場合に効果があります。

example.jp IN MX 10 mail.example.com
example.jp IN MX 11 mail2.example.com

MXレコードが2行となり、2行目のプリファレンス値は「11」となりました。
このレコードの意味は以下の通りです。

@example.jp宛のメールは、mail.example.comという名前のサーバに配送してください。
mail.example.comに届けられない場合は、mail2.example.comへ配送してください。

先に mail.example.comに配送し、mail.example.comが障害などでメールが届けられない状態の
場合は、mail2.example.comへ届けてください、ということです。

つまり、サーバに優先度がきめられているわけです。
この優先度を示しているのがプリファレンス値です。プリファレンス値の数字が少ない方が
優先度が高いということになります。

このように優先度が決められていることで、1つのサーバに障害があってもメールが届かなく
なってしまうようなことがない工夫がされているわけです。



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Last-modified: 2012-09-17 (月) 19:53:20 (2436d)